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先日、なぜか柴咲コウさんの『月のしずく』という曲を思い出して
動画で聞いたところ・・・

「万葉の花はうつりにけりな」という歌詞に軽く衝撃を受けました。

うつりにけりな・・・どこかで聞いたような・・・
いろいろと記憶を掘り起こして、百人一首だというのを思い出しました。
中学か高校の時に聞いた以来かもしれないです。

思えば当時も意外と平安時代の和歌は心に響くものがあり、
心地よく感じていたような気がします。


花の色は うつりにけりな 
いたづらにわが身世にふる 
ながめせしまに
   (小野小町)


あと、学生時代にはこの和歌が一番記憶に残っていました。
といっても、わずかに記憶に残っていたのは、この2つだけですが。
和歌の世界も、良いものだなとあらためて思ったのでした。


久かたの
光のどけき 春の日に
しづ心なく 花の散るらむ
  (紀友則)


そういえば「ちはやふる」という百人一首のドラマ?アニメ?があったような。
少し見てみたくなった感じです。


先日、金スマという番組を何気に見ていると、ロンブーの
淳さんが出演していて、植松努さんという方を尊敬していて
すごく影響を受けたという話をしていました。

植松努さん・・・
どこかで聞いたような名前・・・誰だったかなあ・・・

私は記憶の片隅からなんとか答えを引っ張り出しました。
昨年、この方の著書『あたりまえを疑う勇気』が良いと
教えてもらったことがありました。
その著者だ!とわりと早く気づきました。
まだその本は読んでいないですけど、なんとなく潜在意識の
中に刻まれたことは、ずっと残っているものですね。

植松努さんは父親が経営していた植松電機という会社を
受け継がれた社長さんです。
自身の夢であるロケット開発にもチャレンジされているそうです。

ロンブー淳さんは、植松さんと他の番組をきっかけに、
交流されているそうで、植松さんから様々なアドバイスを
もらったそうです。

「夢はたくさん持ったほうがいい。
とにかく夢を持って色んな人にその夢を語りなさい。
周りのことなんて気にしなくていいから。
自分がそれやりたいんだったら、やる。
夢を語っていたら淳くんにとって必要な人だけやってくる。
夢をバカにするような人はほっときなさい」

といったことを植松さんから言われて、すごく彼の中で
納得でき、夢はたくさん持って取り組んでもよいのだと、
背中を押された感じで勇気づけられたそうです。

実は、ロンブー篤さんは小学生時代の作文で夢を書きなさいと
言われた時、箇条書きで20個くらい書いたところ、先生から
一つに夢は絞りなさいと言われて、納得しないまま一つに
絞って書いたことがあったそうです。
しかし、なんで一つだけなのかなと納得できなかったことが
その後もずっと引っかかっていたそうです。

でも、植松さんの言葉によって、ようやくその引っかかりが
取れてすっきりされたことだろうと思います。

やっぱりロケットで宇宙へ飛び出す夢を持っている人は
何か突き抜けているなあ、という印象です。
細かいことにこだわっていなくて気持ちにまっすぐというか。
ロンブー淳さんも植松さんのそういう面に心惹かれるものが
あったのでしょうかね。

私は偶然そういった話を聞いて、夢を追うことにについて
少し考えさせられた気がしました。

正直、私は子供の頃から社会人になってからも、ずっと
夢らしい夢を持ったことがなかったかもしれないです。

そんな私ですけど、少しずつ夢らしきものが見えては消え、
また見えてを繰り返していたところで、何年か前に自分が
求めてきたのはこれかもれない、という答えにようやく
着いたような感覚がありました。
何かをふわっと手でつかんだような不思議な感覚でした。

「夢をみつけたなら、がむしゃらに追いかければいい」
と植松さんなら、そう言うのでしょうかね。

ただ、私はがむしゃらではなく、静かに追いかける
タイプなのかもしれないです。
なぜかと言うと、自分の夢を追いかけて実現することは
もしかすると、他の誰かの夢を奪って潰すことになるかも
しれないという思いが心の奥にあるからです。

なので、夢を追いかけながらも、競争にはならないように、
平和を乱さないように、他の誰かの夢を潰さないように、
考えながら静かに歩んでいきたいというような感じです。

そんなふうに夢を追うことができるのかどうかと言えば、
分からないけど、そういう夢の追い方もあると信じて
今も静かに歩み続けています。

私は子供の頃からどこか周りから浮いたようなところが
あると自覚していましたけど、今も充分にその頃の自分が
健在のようです。