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試験に合格したり、試合に勝って優勝するといったことで、
何かに成功することは当然嬉しいですよね。
そのために努力もできるわけです。

でも意外にも、成功することに恐怖感を持つことがあるようです。
そういえば、成功することは失敗することよりも恐しいことだと
以前に何かの本で読んだ記憶があります。

なぜそんな感覚を持ってしまうのかといえば、成功したことに
よって今までの価値観だったり環境が変わってしまうのでは
ないか、という恐怖心が芽生えるといったことだと思います。

たとえば、仕事でプロジェクトのリーダーになりたいとずっと
憧れて頑張ってきたものの、いざリーダーの座を獲得すると
一転して、リーダーになるといろいろな責任が生じて不安に
なり、ついにはリーダーになったことに恐怖を感じるという
感じですね。

私自身もなんとなくその感覚は理解できるところもあります。

あと、これは私が個人的に思うことですが、成功することに
恐怖を感じるもう一つの理由として、自分の成功によって
誰かの幸せを奪ったり、人生を壊してしまうのではないか、
という恐怖心もあるような気がします。

たとえば、何かの勝負をしていて、その勝負に勝ちたいけど
勝ってしまえば、負けた相手はどうなってしまうんだろう、
ということまで想像して、ついには勝つことに恐怖心を抱いて
しまうという感じですね。

将棋界で有名な羽生善治さんはもしかしたら、そういう一面を
持っておられるのかな、と思うふしがあります。

羽生善治さんは対局の終盤で勝利が見えた瞬間、駒を刺す
手が震え出すそうです。
そのシーンを見たことがあり、確かにブルブル震えていました。

その時の心境は本人にしか分からないですけど、やはり
勝利する、成功する、ということを意識して、何かしら心に
動揺が生じるということは間違いないと思います。

自分の一手が相手にとどめを刺してしまうんだ。
もしかしたら、それで相手はショックを受けて苦しむかも
しれない。
もしかしたら、棋士の職を失うかもしれない。
でも弱気になれば、逆にやられてしまう。
といったいろいろな思いが無意識レベルで心の中を駆け巡る
のではないかと思います。

それが手の震えにつながるのかと想像します。

プロ棋士の世界と一般社会は比較にならないのかもしれない
ですが、成功の恐怖というのは、何か興味深いものがあります。

今年は早い時期から夏の感じですね。
今日は6月前半だというのに真夏のような暑さです。
梅雨の中休みで雨は降っていなくて嬉しいですけどね。

それにしても暑いです。
でも、意外にこの時期が好きだったりします。
すごい緑が生き生きして綺麗なんですよね。

そういうのを見ているとテンション上がります。
緑の綺麗な風景と言えば・・・
3年ほど前だったか、深夜に偶然見たアニメを
思い出します。
「風の又三郎」です。
宮沢賢治さん原作のアニメです。
でも当時、タイトル知らずに見ていました。

舞台はおそらく宮沢賢治さんの故郷の岩手県の
風景なんだろうなと思います。

こういうなつかしい日本の風景はいつ見ても
心癒されます。

◇風の又三郎 アニメ