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昔、私が会社員をしていた時、同じ部署の5歳年上の
先輩の結婚式に参加したことがありました。

まず、その先輩の前部署と現部署の2人の上司がお祝いの
挨拶を述べる感じで、それぞれの挨拶を連続で聞くことに
なりました。

最初に先輩の前部署の上司が挨拶して、続いて現部署の
上司、つまり私の部署の上司が挨拶しました。

私は正直、私の部署の上司の挨拶は、少しくどい感じで、
もう一人の上司の挨拶のほうがすっきりしていて良かった
かなという印象でした。

そして私の部署の上司が挨拶を終えて席についた時。

隣に座っていた私より3歳年上の先輩が「さすが部長!
向こうの部長の挨拶よりすごく良い挨拶でしたよ!」と
すかさず声をかけました。

私は「え?そうかなあ?」と心の中で思いました。

しかし、よく考えたらそれが会社なんですよね。
そのくらいのお世辞をさらっと言えないといけないのです。
(お世辞ではなく本音かもしれないですが。)

私もその先輩と一緒に「部長、すごく良かったです!」
みたいにさらっと言えないといけないのですよね。

たぶん、その3歳年上の先輩のような人は出世する
タイプだろうなと思いました。
逆に私は出世できないタイプだと自覚しました。

ということで、その後、やはり私は出世しないというか
会社員とは異なる道に進むことになりました。(笑)

日本人は基本的に時間厳守の人が多い気がします。

でも中には「結果さえ出せば、時間に遅れても許される」と言っている人もいます。
自身の遅刻癖を正当化しているだけだと思いますけど、個人的には
そんな「ゆるさ」も社会には必要なのかなと思うところもあります。

昔、福知山線脱線事故の後に、ある遺族が「1分1秒の遅れを許さない
社会がこの事故につながった」という主旨の発言をされていました。

確かにあの事故はJR西日本が厳しいダイヤの元、時間厳守できなかった
運転手に日勤教育という罰を課していたことで、運転手が絶対に遅れてはいけないと
いうプレッシャーから無理な加速をして事故になりました。

もし、多少遅れるのは仕方ないというゆとりのある社会であれば
あの事故は起きなかったのかもしれません。

かといって、遅刻OKの社会になってしまうと、あちこちで
待ち時間だらけとなって、それはそれでイライラが蔓延しそうにも思います。

適度に時間を守るということができれば良いのでしょうか。
でもそれは具体的にどうすれば良いのか。

なかなかむずかしいですね。